コートのクリーニング料金比較!相場価格からお手入れポイントまとめ
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コートは、クリーニング料金の中でも一番金額が高めの価格帯にあるアイテムです。
各クリーニング店のサービス内容や料金構造を理解していないと、思いがけず高額料金を請求されてしまう場合もありますので、注意が必要です。
自分にとっても必要なクリーニングを見極めて、お安く上手にコートのお手入れをしましょう。
コートの種類を知ろう
コートの種類によってクリーニング料金が変わりますので、種類ごとの注意点をまとめてみました。
ピーコート
ピーコート(Pコート)は、ダブルの前ボタンスタイルで、最もオーソドックスなコートです。装飾も少なく、ウールやポリエステル素材のものが多くみられます。
時々、バックデザインで取り外しのできるライナーパーツがついていることがあるので、付属品が追加料金となるクリーニング店に出す場合は、外しておくと、クリーニング代が安く抑えられます。
また、ショート丈、ハーフ丈、ミドル丈、ロング丈などと、裾の長さにバリエーションがありますので、コートとロングコートのクリーニング料金が異なる場合は注意しましょう。
アンゴラ・カシミア等高級素材のコート
主に大人の女性用につくられたデザイン性のあるレディースコートは、ノーカラーやスタンドカラーなど様々な種類がありますが、アンゴラやカシミアなどの暖かくて高級な素材のものがよくあります。
メンズコートでも、ブランドコートなどでは、素材にこだわったものも見られますね。
アンゴラやカシミアなどはクリーニング時に丁寧な取り扱いが必要なため、追加料金がかかることが多い素材です。
ダウンコート
ダウンフェザー(羽毛)が注入されたコートで、クリーニング技術を要するため、料金が高いことがおおいアイテムです。
とくに、ブランドダウンと呼ばれる高級な羽毛が使われているダウンコートは、専門のクリーニングサービスがあるほどです。
料金の心配もさることながら、クリーニングに失敗して本来の暖かさを損ねてしまうことがないように、技術力の高いクリーニング店選びをすることが大切です。
ムートンコート
ムートンとは羊の革なので、革製品の取り扱いをしているお店でなければクリーニングしてもらえません。
料金も、白洋舎では8,000円~と、かなり高額になります。
ただし、市場に出回っているほとんどのムートンコートは、本物の革製品ではなくフェイクムートンです。
フェイクムートンの素材は、ウール・ポリエステル・コットンなどが使われていることが多いので、一般的なコートのクリーニングとして扱ってもらえることが多いアイテムです。
ファーコート
ファーとは毛皮のことなので、毛皮の取り扱いをしているお店でなければクリーニングしてもらえません。
料金も、白洋舎では8,500円~と、かなり高額になります。
ただし、市場に出回っている多くのファーコートは、本物の毛皮製品ではなくフェイクファーです。
フェイクファーの素材は、化学繊維・羊毛・モヘア・アルパカなどが使われることが多いので、一般的なコートのクリーニングとして扱ってもらえることが多いアイテムです。
コートクリーニング料金相場と価格比較
コートのクリーニング料金は、お店によって、種類わけの仕方や料金構造が違うため、比べることが難しくなっています。
そこで、独自の調査で相場料金をまとめてみました。
コートの種類など | 相場料金 | 概要 |
---|---|---|
通常コート | 1000円~2000円 | ウール素材などのコートで、丈はショートから腰丈くらいまで |
ロングコート | 1000円~3000円 | ひざ丈からくるぶし丈までの裾が長いコート |
ダウンコート | 2000円~9000円 | ブランドダウン、ロングダウンは料金が高くなります |
リアルムートンコート | 10000円前後 | 革製品コート |
リアルファーコート | 10000円前後 | 毛皮コート |
高級素材コート | +500円~1000円 | カシミア、アンゴラなどの高級素材使用のもの |
コートの付属品 | ~+500円 | ベルト、フード、ライナーなどの付属品 |
コートのクリーニング料金相場は、1点当たりの価格が高額なものほど、店によって差があるようです。
ダウンや高級素材のコートを扱いに慣れていない小さなクリーニング店に依頼すると、割高になる傾向があるので、コートの種類によってお店選びをするとよいでしょう。
コートのお手入れ方法の基本
コートのお手入れには、クリーニング店に依頼をすることが欠かせませんが、日頃からケアをしていると、それほど頻繁にクリーニングをしなくてもきれいな状態を継続させることができます。
そこで、基本的なコートのお手入れのポイントをまとめてみました。
- 脱いだら型崩れを防ぐようにハンガーにかける
- ぬくもりが残っている間は風通しの良いところにかけておく
- 洋服用ブラシでほこり、汚れや毛玉をとる
- 消臭スプレーや撥水スプレーで臭いや水から守る
- 少しの汚れは部分洗いでとりさる
冬場でも意外と汗をかくものなので、コートには、けっこう汗がしみ込むものです。
また、一番外側に羽織るものなので、雨や雪、風に吹かれて砂やほこりなど、汚れもつきやすくなっています。
でも、毎日のお手入れを行っていれば、コートをクリーニングに出すのは、ワンシーズンに1回で大丈夫です。
自分でできるケアをなるべく行って、賢く丁寧に、コートを着ましょう。
安くおさえて賢いコートのクリーニング利用方法
コートは、クリーニング料金が高めであるので、種類をよくチェックして、割安なお店選びをしましょう。
例えば、ロングコートであれば、丈の長さによってクリーニング価格が変わらない料金体系のお店を選ぶとお得ですね。
フードとベルトとライナー付きのコートであれば、付属品の追加料金がかからないお店を選ぶと、丸ごと頼めて便利です。
そこで、おすすめなのが、洋服の点数で価格が決まるパック料金体系を採用している宅配クリーニングサービスの「リナビス」です。
リナビスは、どんなコートでも付属品があっても、一式で1点とカウントしてくれるパック料金になっているので、追加料金の心配がありません。
1点数千円かかるコートであれば、半額近くになる場合もありますので、料金面でかなりお得です。
また、職人の技術を強みにしてして、全国から高級ダウンコートが集まってきている為、豊富なクリーニング処理経験が強みとなっています。
技術力が高いので、カシミアやアンゴラなどの高級素材のコートも安心して依頼できます。
リナビスを利用するためには、5点以上のクリーニングが必要なのですが、家族みんなの衣類をまとめてお願いしたり、友達のコートと合わせて依頼するなどする方法もあります。
クリーニング代がかかるコートだからこそ、賢いクリーニング店選びをしましょう。