リナビス運営責任者の東田店長にお会いしてきました!「リナビス」ってこんなクリーニング屋さんです
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「おっせっかいな宅配クリーニング屋」という、一度きいたら忘れられないキャッチコピーの「リナビス」の東田店長のお話を聞ける機会があったので、行ってきました。
運営責任者の東田店長は前列一番左に座っている男性です。
「リナビス」ってどんな会社なの?
リナビスは、兵庫県西脇市で50年以上昔から操業している株式会社東田ドライ(カブシキガイシャ トウダドライ)というクリーニング店が運営している宅配クリーニングのサイトです。
会社名からわかるとおり、東田店長は3代目で、会社では専務取締役をつとめているそうです。おじいさんの代から続くクリーニング店を継ぎ、2017年10月現在、9つの店舗と宅配クリーニング事業を行っているとのこと。
つまり、クリーニング屋の跡取りとして生まれ、職人さん達に囲まれて育ち、大人になって大学を出て、家業をしっかりと引っ張っていっているんですね。
でも、クリーニング業界というのは、人口減少の影響もあって斜陽産業です。田舎の小さなクリーニング店はつぶれるところも珍しくありません。
そんな中で、東田ドライは、アメリカンドリームならぬジャパニーズドリームのような急成長を遂げているのですが、それが、リナビスという宅配クリーニングサービスが大きな人気を集めているところにあるそうです。
東田店長の想い
子供のころから知っている職人のおっちゃんおばちゃん達とクリーニングの作業をしながら、減っていく仕事を目の当たりにした東田店長の想いは「会社を何とかしたい」の一つだったようです。
熟練のクリーニング技術はあるわけですから、どうやったらそれを宅配クリーニングとして、日本全国の人に届られるのか?ということに対して、ひとつずつ内容を良くしていき、宅配クリーニングというサービスを作り上げました。
最初の一歩は、1日に1件入るかどうかの注文で、自宅に届く洋服を子供のころから使っていた勉強机を事務所代わりにして行っていたそうです。
商品の受注の仕方・洋服の管理方法・お客様係りの対応の仕方・クリーニングした衣類の保管場所探し・工場のオペレーションなどなど・・・。
愚直に本当に良いサービスを目指して、コツコツと取り組まれてきた様子が目に浮かびます、
あたたかい人たちに囲まれて育ち、背負うものの大きい人は、大きなことを成し遂げられる力を持っているのだなぁと思いました。
「リナビス」が多くの人に受け入れられて、服がきれいになって喜んでいる人もいますし、熟練のクリーニング技術を発揮できて仕事を続けられて喜んでいる人もいます。
そういうたくさんの人たちに支えられて愛されているサービスが、リナビスという宅配クリーニングです。
リナビスの強みは?
「もうちょっとキレイにしたいから、〇〇をやってもいいですか?」
職人さんから、こういう作業許可を尋ねられることがあるそうです。
仕事が増えるとか、時間がかかると早く帰れないとかは、全く頭の中にないようです。
「お客様からお預かりしたお洋服をきれいにして届けたい」という純粋な思いがあるから、こういう言葉がでてくるのでしょう。
これは、他のクリーニング屋さんが、簡単に真似できるものではありません。
この社風をわかりやすく言い換えたのが、リナビスの8大無料おせっかいです。
- 送料無料
- シミ抜き無料
- ボタン修理無料
- 無料クリーニング相談
- 無料6か月保管
- 毛玉取り無料
- 再仕上無料
- おせっかい 気持ち?無料
クリーニングに洋服を出すときって、キレイにしてほしいのは当然ですが、どうしたらキレイになるかは、私たち素人にはよくわからないものです。
「こんなところにも毛玉ができていた。」「あれ?しみができてる。」「洗い方とか全然分からないし・・・」
こちらが申告した部分のしみ抜きしかしてくれないようなクリーニング屋さんでは、物足りない。
こちらが何も言わなくても、おせっかい精神の熟練職人さんにしっかりチェックしてもらって、最適なクリーニング方法で洋服をキレイにしてもらえたら、嬉しいですね。
高級な服が集まってくるクリーニング屋さん
高級な服のクリーニングをきちんとするためには知識と経験が必要です。
リナビスの高い技術力をききつけて、今では日本全国からたくさんの高級服が集まってきているそうです。
特に高級ダウンのクリーニングが得意なので、モンクレール・デュベティカ・ヘレノ・カナダグース・タトラスなどのブランド品を、シーズン時には毎日処理しているとのこと。
まるで、ブランドショップの様!
工場内に数万円から十数万円もするダウンコートがずらりとならぶなんて、すごい光景でしょう。
それだけたくさんのクリーニング処理をこなしているならば、高級コードも安心して任せられますね。
また、技術力が高い理由を少し教えてもらったのですが、その秘密は、洗った洋服を乾燥させる工程にあるそうです。
洗う工程は、きちんと良い洗剤を使っていればあまり差が出ないのですが、乾燥のやり方によって、服が縮んだり、風合いが変わったりしてしまうことがあるのです。
ほかのクリーニング店では、乾燥機を使って作業しているところもあるそうですが、リナビスでは、広いスぺースを確保して自然乾燥にこだわっているとのこと。
自然乾燥は時間も場所もかかるので、効率は悪いのですが、品質を良くするために、手間暇をかけてくれているそうです。
これが可能な理由が、リナビスが都心ではなく、兵庫県の田舎に工場があるからなのです。
例えば渋谷あたりの事務所の坪単価賃料は20,000円位しますが、リナビスのある地域の坪単価は1,000円に満たないところもあります。だから、料金を抑えてこだわりのクリーニング処理が可能となったのですね。
田舎という特徴をみごとにメリットに変えて、私たち消費者に還元してくれているのはありがたいですね!
リナビスを賢く利用するには?
例えば、Yシャツ1枚をなるべく安くクリーニングしたいなら、家の近くのクリーニング店の中からYシャツ料金が最安値のところを選ぶのが良いでしょう。配送料もかかりませんし、おそらく100~200円程度でやっているお店があるでしょう。
そこで、リナビスの特徴を最大限に活かして賢く利用するには、どのような使い方をすればよいか?おすすめの利用方法をご紹介します。
コートなど5点を安くクリーニング
コートやジャケットなどの金額が高めになるものや、セーターなどの技術力で差が出そうなものが5点あるならば、リナビスの利用がおすすめです。
コート類は1点2,000~3,000円かかることも珍しくないので、リナビスなら1点当たりの料金が、半額程度の安さになります。もちろん、5点全部コートでもOKです。これは驚きの安さですね。
ニット類は、カシミアだと追加料金がかかるクリーニング店もよくあります。
扱いに慣れていないクリーニング店に依頼して、大事なセーターが縮んでしまったり、ふわふわ感がなくなったりしてしまっては困ります。
クリーニングの仕上がりが気になるアイテムがあるならば、リナビスを利用してみるのが良いでしょう。
無料で長期保管
リナビスには、広い「衣類の保管スペース」があるので最長6カ月の長期保管が無料です。
保管サービスは、リナビス利用者47%もの人が利用している人気メニューとのこと。
夏・冬シーズンごとに、ごっそりとクリーニングと保管を繰り返して利用するリピーターさんも多くいるそうです。
(保管サービスは、初回限定の5点コースでは利用できないので、10点コースまたは、20点コースを選ぶ必要があります。)
オフシーズンには、どうせ着ない服なのですから、クローゼットをゆったりと使えるのは魅力的ですね。
衣類の保管は、様々なサービスが登場してきていますが、衣替えの時期しか受付をしていないところもあります。リナビスはいつでも好きな時に依頼できるところが便利です。
また、預けていた服が急に必要になった場合、リナビスに連絡をすればすぐに対応してくれるのもうれしい点です。
衣類の保管はIT技術を取り入れて整然と管理されているのですが、人それぞれの事情を考えてくれているところは、いかにもリナビスらしい、人情味あふれるサービスです。