ダウンジャケットのクリーニングはどうしたらいい?料金・相場価格や頻度を知って賢く着よう
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ダウンジャケットのクリーニングはどうしていますか?
クリーニングに出そうとすると意外と料金が高くてびっくりすることもありますね。最近は、自宅の洗濯機で洗っている人、手洗いする人なども増えているようです。
でも、どんなダウンジャケットなら自宅で洗えるのか?ダウンのクリーニング料金はなぜ高いのか?について、きちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。
よくわからずにお店にお任せすると、自分にとって不要なサービスにお金を払っているかもしれません。
また、お金をケチって自分で洗って失敗してしまったら、余計にお金がかかることもあります。
そこで、ダウンジャケットをクリーニングに出したほうがよい理由・クリーニング料金相場・お手入れ方法や洗濯の頻度などについてまとめました。
ダウンジャケットをクリーニングしないとどうなるの?
ダウンジャケットには羽毛が注入されています。ふわっとしていて、隙間に空気を貯めこむことができるから、暖かい上着となるのです。
水にぬれたり汗で湿気がたまるとふんわり感がなくなると、温かさも落ちてきてしまいます。
表面の汚れを落とすことも見た目をよくするために大事ですが、ダウンジャケットは、防寒機能を維持するために、クリーニング店でプロに洗濯してもらうことが必要です。
ただ洗浄するだけでなく、ふっくらとさせる乾燥の技術も活かすことで、ダウン本来のふんわり感を維持することができるのです。
「最近寒いなぁ」とか「風邪をひきやすいなぁ」と思ったら、ダウンジャケットがあまり暖かくないことが原因?ということがあるかもしれませんね。
さらに、ダウンジャケットは、カビが生えやすいです。
実際、こんな声はよくききます。
隣に座った人、ダウンジャケットの汗とカビの入り交じった匂いに本人の古い脂の匂いと口臭が渾然一体となって死ぬほど気分悪くなったので一旦電車降りて逃れた
— 浅宮岸之介??? (@asanatto) 2017年10月30日
冬用のダウンジャケット出してみたら見事にカビててな・・・洗えるタイプのじゃないからそのまま破棄。新しいの買いに行かないと・・・
— 古都 (@fll38) 2017年11月5日
服が臭い人はモテません。だらしない人と見られたり、様々な運を逃すこともあるでしょう。
クリーニング代を節約したつもりでも、来シーズンに新しいダウンジャケットを買わなくてはならないのであれば、かえって出費がふえますね。
必要であるのに、クリーニングをしないことには、全くいいことがありません。
ダウンジャケットのクリーニング料金相場はどのくらい?
ダウンジャケットはクリーニング料金の中でも、お店によって差がでるアイテムです。
理由は、素材や付属品のバリエーションが広いこと、衣類の品質がピンキリなこと、高級ブランド品も多いことなどです。
そこで、目安の価格を知るために、インターネットで料金を公開しているクリーニング店のダウンジャケットクリーニング料金を調べてみました。(料金は2017年11月時点のものです。)
白洋舎 |
ダウンジャケット(お持ち込みオリジナル料金)2,000円 ダウンジャケット(高級ブランド・素材別料金)3,800円 |
---|---|
ホワイト急便 |
東京足立区エリア ダウンジャケット 2,050円~ 東京八王子エリア ダウンジャケット 1,430円~ |
ポニークリーニング |
ダウンジャケット(スタンダード)1,600円 ダウンジャケット(デラックス)2,880円 |
うさちゃんクリーニング |
ダウンジャケット(通常)1,933円~ ダウンジャケット(特別会員)1,836円~ |
ブランドダウン専門 Hanakoya | ダウンジャケット(ショート・ハーフ)8,000円 |
高級ダウン専門 クリーニング クリコム | プレミアムメンテナンスコース(撥水加工付き)9,000円 |
ボア素材、フード付き、リアウファー、ベルトなどがついていると、100~500円の追加料金がかかる場合があります。
さらに、防水加工が必要な場合は、プラス1,000~1,500円位かかることが多いようです。
相場的には、一般的なダウンジャケットのクリーニング料金は2,000円前後で、高級ダウンは8,000円程度のようです。
「結構高いなぁ」と思う人も多いのではないでしょうか。
ホワイト急便はクリーニングの値段が安い?
クリーニングの値段はなるべく安いと嬉しいですよね。
先ほどの表の中で、ダウンジャケットのクリーニングが安いのは、ホワイト急便です。
ただし、店舗の場所によって料金が異なる為、最寄りのホワイト急便が必ずしも安いとは限りません。
一般的に、全国展開をしているクリーニングチェーン店が、一番安いイメージがありますが、ダウンジャケットに限ってみると、思っている程安くはないようです。
私が知っている中で一番安いのは、宅配クリーニングのリナビスで、1点あたり940円~1,180円という激安価格でクリーニングしてもらえます。
ただし、5点パック、10点パック、20点パックという料金設定なので、まとめてクリーニングにだす洋服がある人にとってだけのお得なプランとなっていますが、上手に活用すれば、かなり安くできますね。
ダウンのクリーニング代はなぜ高い?
ダウンのクリーニング料金ってなぜ高いのでしょうか?
ダウンは1枚布の洋服と違って、注入されている中身と外側の生地の素材が違うので、洗い方に気をつけなければなりません。
洋服タグをチェックして、どのような洗い方をすべきか判断するのもプロの目が必要ですよね。
高級ダウンのクリーニングの場合は、専用の洗剤を使用したり、単独クリーニングをしたりするので、丁寧に洗浄してくれる分、手間暇もかかるのです。
そして、乾燥工程においても、中身のダウンの偏りを防ぐために、丁寧ににほぐし、基本的には自然乾燥で、広いスペースを確保して時間をかけてふんわり感を再現するのです。
乾燥機にぶち込んで、ガーっと乾かすのとは訳が違います。
すべて機械で洗濯できるなら、激安価格のクリーニングもあるかもしれませんが、それでは、ダウンのふんわり感と防寒性は維持できないでしょう。
ダウンジャケットの性質上、職人の手作業のメンテナンスが必要なので、どうしても必要がかかってしまうのです。
寒い冬の寒さから守ってくれる洋服なのですから、機能性の高さを考えると、値段の高さは必要経費と考えると、そのくらいはかかるものではないでしょうか。
クリーニングに出さなくても着られるダウンジャケットの種類
最近は、ファストファッションが流行しているので、格安のダウンジャケットが販売されています。
GUやしまむらなどでは、1,000円~4,000円でダウンジャケットらしきものが手に入るでしょう。セールや型落ち品を探せば、1,000円代で買えることもありますね。
来年の冬を先取り
— ぽ こ 🔆 (@J_HOPE_94z) 2017年3月31日
GUのダウンジャケット ¥1290 #今浮上してる人繋がろう pic.twitter.com/BHRSZLtn05
でも、それらは、本物のダウンジャケットではありません。
高級なダウンジャケットと並べてみると、あきらかにぺしゃんこなのが分かります。
とにかく防寒、という存在だったダウンジャケットをおしゃれなアイテムにした「モンクレール」。https://t.co/eqGsrsgQrJ
— MEN'S NON-NO (@MENSNONNOJP) 2017年10月31日
新作の「BLIER(ブリエ)」も上品でかっこいい!#清原翔 pic.twitter.com/PCHBbBKWgk
価格が何十倍も違うのですから、品質が違って当然です。
私も、ファストファッションの安いダウンジャケットもどきを持っていますが、洗濯表示は「手洗い可」「日陰干し」のマークがついていて、裏地・表地・中綿がすべてポリエステル100%でした。ダウンなんて全く入っていません。
なので、家で洗っても普通に着られます。もともと、ふんわりしていないので、さらにぺしゃんこになったり中身が偏ることはありませんでした。
でもやはり、お値段なりの品質の服なので、生地がこすれて弱ってきたり、真冬は寒くて着られないので、寒い日の部屋着として使っています。
きちんとした通勤・通学用のジャケットや、おしゃれをして着るダウンジャケットとは、別のモノですね。
手持ちのダウンジャケット(らしきもの)が、家庭で洗えるかどうかは、洗濯表示タグを見るとわかります。注意点は以下です。
水洗い不可のマークがついていないこと
こちらのマークは、「水洗いができません(水洗い不可)」という意味です。
家庭の洗濯機で洗うことはできませんし、桶に水をいれての手洗いもできません。
このマークがついている場合は、クリーニング店でドライクリーニングをしてもらうしかありません。
水洗い可のマークがついていること
こちらのマークは「ドライクリーニングができません」という意味です。
ドライクリーニング不可のものには、よく、以下のマークがついています。
この場合、「ドライクリーニングはダメで30度以下の水で手洗いしてね」という事になります。
安いダウンジャケットには、よくこのマークがついています。これならば、クリーニングに出さずに、自宅で手洗いをすることが可能です。
この洗い桶のようなマークは、「水洗い可」の意味です。手のイラストが描かれていた李、「手洗い」と書かれている場合は、洗濯機ではなく手洗いをする必要があります。
洗い桶だけのマークであれば、洗濯機で洗うことができます。
ダウンジャケットのお手入れ方法
ダウンジャケットを長持ちさせるためには、日頃のお手入れ方法を気にすることで差が出ます。
ダウンは通気性が大切ですので、脱いだ後、風通しのよいところにかけて、湿気をこもらせないようにすることが大切です。
また、雨や雪に濡れるのもよくないので、防水スプレーをかけたり、掛かった雪はすぐ払うなどしましょう。
また、襟や袖、チャックまわりや表面生地が汚れたら、落とせる汚れであれば、その部分だけ部分洗いするとよい場合もあります。
クリーニングに出す頻度はどれくらいがいいの?
ジャケットやコートは、一般的には、ワンシーズンに1回クリーニングに出すという頻度の人が多いですが、暖かさがなくなってきたと感じたり、大雪でずぶぬれになってしまった場合などは、クリーニングに出すと気持ちよく着られるでしょう。
特に、札幌などの雪の多い地方では、雪かきの際にダウンジャケットを着て濡れてしまったりすることもあるかもしれません。
旅行で寒い地方に行った後などは、ダウンジャケットの汚れ具合やへたり具合をチェックして、ダメージが大きいようであれば早めにクリーニングに出すのもよいでしょう。
少々、面倒に思うかもしれませんが、それなりにお手入れをするからこそ、暖かく着れるのが、ダウンジャケットです。
おすすめのダウンジャケットのクリーニングサービス
ダウンジャケットのクリーニングは、他の洋服に比べるとやや高めですが、防寒機能を維持してくれる役割もある為、クリーニングを上手に活用して、快適な冬を過ごせるとよいですね。
そこで、おすすめのクリーニングサービスが、宅配クリーニングサービスの「リナビス」です。
おすすめの理由は2点あって「便利さと安さ」です。
ダウンはかさばるので、クリーニング店にもっていく&引き取りに行くのが大変ですが、宅配クリーニングは、家まで取りに来てくれて、クリーニングが終わったら届けてくれるので、一歩も外に出なくてよいので楽です。
そして、リナビスは、パック料金になっている為、5点6,372円で、ダウンやコートばかり5点でもOKなので、かなりお得です。
ダウンジャケットは1着で2,000円程度はかかりますので、圧倒的に安いです。
しかも、宅配クリーニングなので、全国からダウンジャケットが集まって着ている為、いろんなダウンジャケットのクリーニング経験が集約されています。
高級ダウンジャケットの扱いに慣れている為、クリーニング技術も確かなので安心です。
ダウンジャケットのクリーニングにお悩みの方は、おすすめのサービスです。